小林厚治プロ

以前釣友から、 「最近<夜釣り用のサングラス>というのがあって暗がりでも色々見えるらしいですよ」
と<ナイトオレンジ>の存在を教えられた。
暗がりでも色々見える???
その時私は、 新月の干潟や暗い河川などでも水中の魚や足元が見えるのかと思い、とても興味を持ったことを思い出す。
それから月日が経ち、 知人の紹介で「宅配のめがねやさん」代表の重宗さんと会う機会が出来た。
そして「宅配のめがねやさん」オリジナルの夜釣り専用サングラス<ナイトオレンジ>の話をじっくりお聞きして、
<ナイトオレンジ>の機能を理解し使わせてもらうこととした。
まず<ナイトオレンジ>は真っ暗闇で色々見えるのではなく、ある程度光量があって初めて効力を発揮すると言うことだったので、
橋げたの光の明暗や堤防や防波堤の光と影の境目などで使ってみることとした。
初めて使ってみたのは高知浦戸湾でのアカメフィッシングである。
まずは、橋げたの明暗部で<ナイトオレンジ>を掛けたり外したりしながら釣行してみた。
ここで驚いたことは、薄暗く見えるところが若干明るく見えて視認しやすかったのと、
全体的にコントラストが強くなり明暗の境目がはっきり見えたことだった。
この事は、 夜釣りで一番見えにくいラインの行方やルアーの軌道を確認しやすいと言うことである。
これは非常に重要なことで、昼間であれば目視出来ていたことを夜釣りではあきらめて感覚で釣っていたのだが、
<ナイトオレンジ>を掛けることで若干でも目視出来て日中の釣りの感覚に近づけることが出来ると言うことなのである。
またアカメフィッシングの場合、 アカメが水面でテーリングしているのかゴミなのか良く解らないことが多いのだが、
これもアカメの小さなテールの動きが見えて集中して釣りをすることが出来た。
最初<ナイトオレンジ>を使うまでは、夜間に色の付いたレンズのメガネを掛けているのになぜ明るく見えるのだろうか?
と思っていたのだが、 良く考えてみれば、トンネルや工事現場などではオレンジの照明が多くあり、
そのライトを浴びている被写体はコントラストを強く感じて明るくはっきり見えると言う事実を我々は自然と体感していたのである。
この事を踏まえると、若干度が入った<ナイトオレンジ>のレンズが夜でも明るくはっきり見える効果を生むことは当然の事実だと思っている。
現在私のシーバスやメバルやアカメなどのナイトフィッシングでは<ナイトオレンジ>が欠かせないタックルのひとつになっている。
もちろんこのことによって若干釣果は上がっているし気分良く釣りが出来ている。
また、私の<ナイトオレンジ>には「宅配のめがねやさん」の職人さんによりレンズ下部に老眼1.5度がコンポジットされている。
要するに遠近両用の夜釣り用サングラスである。
遠近両用タイプの<ナイトオレンジ>は夜でも手元の細かい作業がしやすくなるので老眼の方々にはお勧めしたい。
このようにオーダーメイドで自分に合ったサングラスが作れるのも「宅配のめがねやさん」の特徴であり利点である。